- 概要 -
赤身魚は赤身だから、白身魚は白身だからというのは間違いで、二つの差は魚の筋肉に含まれる色素タンパク質の量によるものである。
- 詳しい解説 -
赤身魚と呼ばれる魚は赤身の魚が多いが、中には白身の魚もある。白身魚もしかり。そもそも赤身魚の特徴は、白身魚よりも脂肪分が多く味も濃い。またDHCやEPAもより多く含まれている。
対して白身魚はというと、脂肪分が少なく、コラーゲンが豊富なのが特徴。生では身がかたいため焼いて食べるのが一般的。
二つの魚の境界線は、100gあたりのヘモグロビン、ミオグロビンの含有量が10r以上のものが赤身魚。10r以下のものが白身魚とされている。