- 概要 -
アクリルとガラスは同じく透明で光を通す物質だが、成分が全く違う。アクリルはメタクリル酸エステルというものでできており、ガラスはケイ酸塩を主成分に作られているものである。
- 詳しい解説 -
アクリルは熱に弱く様々な形に変化するが、冷やすと耐久性もよく変化した形のまま維持することができる。対してガラスは熱に強いが、地面に落とすと割れてしまうため耐久性という面ではあまり強いとは言えない。
またアクリルには様々な種類があり、その中でもポリメタクリル酸メチル樹脂というものは、アクリルガラスとも呼ばれている。擦るとアクリルの匂いがすることから、別名「匂いガラス」と言われるが、成分はガラスとは全く違うものである。