- 概要 -
アヒルは生物学的にいうと、水鳥のカモ科マガモが原種とされている。対して、白鳥は水鳥のカモ科ハクチョウ属のため、種族が違う鳥。
- 詳しい解説 -
アヒルは野生のマガモを飼い慣らした結果、生まれた水鳥。だが今では、アヒルとなった元マガモも人の手を離れて野生化している鳥もいる。そのほとんどは、マガモと同じ生態系。また、人に飼われているアヒルは雑食で人が食べるものであれば何でも食べる。野生化したアヒルは草の新芽や昆虫などを食べている。
白鳥はアヒルと同じカモ科だが、マガモから進化した鳥ではない。カモ科ハクチョウ属の白鳥は種類が7種類に分かれている。「コブハクチョウ」コクチョウ」「クロエリハクチョウ」「オオハクチョウ」「ナキハクチョウ」「コハクチョウ」「カモハクチョウ」で、日本に越冬のために渡ってくるのは、「オオハクチョウ」「コハクチョウ」に2種類だ。