以外と意外の違いとは

以外と意外の違い・意味

以外と意外の違い
                   

- 概要 -

以外と意外はどちらも「いがい」と読むが、その意味は全く違う。以外はそのものを除いたこと。意外は想定していなかったことが起こることである。

- 詳しい解説 -

以外と意外は同じ発音をするため、しばしば混同されている言葉である。だがその意味は全く違う。以外は「〜を除いたもの」であり、意外は「想定外のことが起こること」である。

例題を出した方がより分かりやすい。例えば以外は「私はバナナ以外の果物が好き」「あなた以外はみんないい人なのに」「子ども以外はこの遊具を使ってはいけません」など。

それに対して意外は「さびれた店構えなのに、料理は意外とおいしい」「映画を見ていたら意外なことに隣に座ったのが母親だった」「カラオケに行ったら意外な人と鉢合わせした」など。