医学と医療の違いとは

医学と医療の違い・意味

医学と医療の違い
                   

- 概要 -

医学とは学問のことであり、病気の種類や治療法などを研究したり学んだりすることである。それに対して、医療は実際に患者に対して施す治療のことを指すため、「学問」「治療」と全く違うものである。

- 詳しい解説 -

医学とは広義でいうと今後、この医学界をどうやって進めていくかを考えたり、研究したりすることまでを含む。医学は対患者ではないため、新しい病気を発見したり、その治療法を研究したり、学術を深めるためのものなので、極論を言えば数学や物理学などと同じである。

それに対して医療は、学問ではなく対患者の治療を示すもののため、いかにして今目の前にいる患者を治すかを考え決定することである。病院で医者が患者に施すのは医療といえる。