- 概要 -
エッセイと随筆は日本においては同じ意味で日記などの日常を描くことだが、エッセイはもともと綿密な思索を基にした論文のことであるため、海外では意味合いが違う。
- 詳しい解説 -
エッセイも随筆も日本では、作者の日常や体験などをコミカルに描く文学の一つである。散文と言われる形式で書かれることが多い。だがそれが通用するのは日本だけであり、海外…とくに欧米では「エッセイ」というと別の意味合いが強くなる。
エッセイはもともとは綿密な思索を基にした論文であり、1580年にミシェル・ド・モンテーニュが書いた「エセー」がこのジャンルの先駆者として知られている。そのため、欧米においてはエッセイと随筆は別のものである。