- 概要 -
炎症は有害な刺激を受けた時に起こる症状で、腫瘍は有害な刺激を受けなくても体内で自主的に間違えた指示を出した結果に起こる症状という違いがある。
- 詳しい解説 -
炎症も腫瘍もパッと見には、赤く晴れているように見えるため、違いが判らない。だが、なぜそうなったのかという点に違いがある。
炎症は有害な刺激、例えばアレルギーを含んだ物質に接触したときや、炎などの刺激の強い物質に接触したときなどの後に、体内の細胞が回復をするために動いているときに起こる症状。
それに対して腫瘍は、とくに有害な刺激を受けなくても、体内で間違えた指示を発令し、細胞が過剰に動いた結果に起こる症状である。