解除と解約の違いとは

解除と解約の違い・意味

解除と解約の違い
                   

- 概要 -

解除は過去にさかのぼって双方で結んだ内容を破棄することだが、解約は双方で結んだ内容を今後とりやめようという違いがある。

- 詳しい解説 -

解除も解約も双方合意の上で結んだ契約をとりやめようという意味だが、それがどこの時点からかという点が違っている。

解除は双方で結んだ契約を、初めからなかったことにするという意味合いをもっている。また民法上の解除であれば、契約を一方的に破棄しているため、解除された方は解除したほうに対して損害賠償の請求をすることができる。それに対して、解約は双方で結んだ契約を未来にある指定日に終了させようという意味合いを持っている。また、解約の例えとしては賃貸をしているものが、来月には引っ越すので契約の解約をするといった用法で使われる。