- 概要 -
数の子と子持ち昆布の違いは、ニシンの卵がどこにあったかというところである。数の子はニシンのメスの腹に、子持ち昆布はニシンが卵を産み付けた昆布にある。
- 詳しい解説 -
数の子も子持ち昆布も同じニシンの卵だが、その卵をどこから持ってきたのかという違いがある。
数の子はニシンの腹を裂いて、卵の塊を取り出したもの。それに対して子持ち昆布はニシンが卵を産み付けた昆布ごと卵と取ったもの。また子持ち昆布は数の子とは違い珍味扱いされており、そのまま食べることができる。だが、数の子は塩漬けされている状態で売られているので、まず水で洗い流す必要があるという違いもある。だが、数の子も子持ち昆布もすしのネタになっているという共通点もある。