- 概要 -
かまぼこは板に張り付けて作っており、ちくわは筒状の形で作られていると言う違いがある。
- 詳しい解説 -
かまぼこもちくわも魚のすり身を練って作ったもので原材料には違いはない。だがこの二つの違いは見た目にある。
かまぼこは板に張り付けて作っている。半円の形をしており、練ったままのものを張り付けているので表面もやわらかい質感が出ているのが特徴的。
それに対して、ちくわは板には張り付けておらず、筒状の形になっており、竹林の形に似ていたと言うところから「ちくわ」と名付けられた。表面を一度焼いて皮を作っているものが多く出回っているのが特徴。
またかまぼこやちくわと呼ばれる前は竹輪蒲鉾と呼ばれており、室町時代から存在していた。その頃は、丸い竹に塗り付けて焼くという手法を取っていた。