カマンベールとモッツァレラの違いとは

カマンベールとモッツァレラの違い・意味

カマンベールとモッツァレラの違い
                   

- 概要 -

カマンベールとモッツァレラの違いはその製造方法にある。カマンベールは白カビを吹き付けているが、モッツァレラには吹き付けていない。

- 詳しい解説 -

カマンベールもモッツァレラもチーズだが、製造方法が異なっている。

カマンベールのもっとも特徴的なのは白カビを吹き付けるという点。カマンベールの表面の皮の部分に白カビが吹き付けられている。製法としては、ミルクを凝乳酵素で固めてチーズに塩分を投入。その後、白カビを吹き付けてから熟成させる。白カビがタンパク質をアミノ酸に変える働きをして、チーズの熟成を促すという役割を果たしている。

それに対して、モッツァレラには白カビは吹き付けない。さらに、熟成もさせないのが特徴。原料乳を乳酸発酵させてから、凝乳酵素を乳酸発酵させて脱水して作られるという違いがある。