- 概要 -
カルテルは製造業で行われることが多く、談合は建設業で行われることが多いという違いがあるが、どちらも不正である。
- 詳しい解説 -
カルテルも談合も、入札などで競争をすると表では発表しておきながら、すでに結果を決めている場合に使われるが、その意味合いや、どういった業種に多いのかという点が違っている。
カルテルは主に製造業で行われている。独占利益を得るために、同一業者の介入を抑える行為。
それに対して談合は主に建設業で行われている。入札などであれば基本的には一番安い企業に仕事が行くのだが、発注者と話をつけておいて高額でも取引を行うことを承諾させてしまう行為。
またカルテルも談合も基本的には不正行為である。