- 概要 -
脚本はスタッフ用に作られるもので、演出や舞台設定なども書かれているが、台本は役者用に作られているのでセリフがメインで書かれているという違いがある。
- 詳しい解説 -
脚本も台本もドラマや芝居、映画などに使われるものだが、誰用に作られているのかという点が違う。
脚本は脚本家によって一番初めに作られるもの。そこに演出家や舞台担当が書き込みを入れていき完成する。主にスタッフに配られるもので、スタッフがどこでどういう動きをするのかがわかるようになっている本。
それに対して、台本はスタッフ用ではなく役者用に作られている本。脚本が作られたのちに、役者用に作られる。セリフや登場人物の感情などがそこに書かれており、役者が使いやすいように書き直されているものである。