菌血症と敗血症の違いとは

菌血症と敗血症の違い・意味

菌血症と敗血症の違い
                   

- 概要 -

菌血症とは菌が血流に入り込むことを指すが、敗血症は感染症によって重篤な全身性の反応を出すことという違いがある。

- 詳しい解説 -

菌血症も敗血症も似ているがその程度が大きく違う。

菌血症は血流に菌が入り込んでしまった状態のことを指す。その菌の量は関係なく、少なくても多くても菌血症という。少ない場合は、歯磨きやちょっとした擦り傷から微量の菌が血流に入る程度。微量の菌であれば、体内の自然治癒で治る。だが、菌の量が多く自然治癒で治らない場合は感染症となり、病院に行かなくては治らなくなってしまう。

それに対して、敗血症は菌血症をこじらせたり、感染症をこじらせて全身性の反応を出してしまった時を指す。