- 概要 -
くださいは尊敬語や丁寧語の補助動詞だが、下さいは何かをし欲しい時や、何かを貰いたいと思っているときに使う動詞という違いがある。
- 詳しい解説 -
「ください」と「下さい」は、紙面を見るとよく目にする言葉だが、この二つの意味合いは全く違うものである。
「ください」は、敬語や丁寧語の補助動詞。例えば、「一番前の席におかけください」や「お体をご自愛ください」などというふうに使う。
それに対して「下さい」は、何かを欲しているときや、何かをしてほしいときに使う動詞。例えば、「そのミカンを下さい」や「私にまで返事を下さい」というふうに使い分けることができる。