- 概要 -
光学顕微鏡は光の波長によって物を見るため色も見ることができるが、電子顕微鏡は電子線の反射などによって物を見るため、色を見ることはできないという違いがある。
- 詳しい解説 -
光学顕微鏡も電子顕微鏡も小さなものを見ることができる装置だが、どうやって見ているのかという点が違う。
光学顕微鏡は光の波長の反射や、透過、吸収などによって対象物を観察する。それによってわかるのは、位置と色、明るさの情報である。
それに対して電子顕微鏡は電子線の反射や透過、吸収などによって対象物を観察する。それによってわかるのは位置と明るさであり、光学顕微鏡のように色を見ることはできないという違いがある。