- 概要 -
氷は放置していると液体、気体という順序で変化をするが、ドライアイスは放置しているといきなり気体に変化するという違いがある。
- 詳しい解説 -
氷とドライアイスはどちらも冷たい物質ではあるが、放置していた場合の変化のたどり方と、どういった分子が結合してできているのかというところに違いがある。
氷は放置していると、まず液体になり、その後気体に変わる。これは水分子が強固な形で結合してできているためである。
それに対してドライアイスは放置していると、液体にはならずに気体へといきなり姿を変える。これは水分子でできているわけではなく二酸化炭素分子でできているためである。また強固な結びつきはなく、分子同士の結びつきは弱く、氷よりも少ない力で離れてしまうため、姿を変化させやすいという特徴もある。