- 概要 -
戸籍謄本は本人の血縁関係などを示す個人の証明書だが、住民票は本人が今どこに住んでいるのかを示す個人の住民証明書という違いがある。
- 詳しい解説 -
戸籍謄本も住民票も役所に申請をしてもらうものだが、何を目的として作られているのかに違いがある。
戸籍謄本は本人の血縁関係(出生)を示す個人の証明書という役割がある。裁判で認められない限りは変更することができない。また外国籍のものは存在しない。なぜなら諸外国では、戸籍謄本がある国の方が少ないからである。
それに対して住民票は、血縁関係を示すものではなく本人が今どこに住んでいるのかを示す個人の住民証明書という役割がある。こちらは、戸籍謄本とは違い、引っ越しをするたびに内容を書き換える必要がある。