- 概要 -
細菌とは原核細胞から成り立っている単細胞生物のことだが、微生物は顕微鏡でないと見ることができない生物のこと。微生物の中には細菌も含まれているが、酵母や原生動物も含むため一概には細菌=微生物とはいえない。
- 詳しい解説 -
細菌も微生物も小さいサイズの物体だが、細かく見てみるとイコールではない。
細菌は原核細胞から成り立っている単細胞生物のことを指す。バクテリアともいう。また細胞小器官を持たない生物というのが特徴。
それに対して、微生物は顕微鏡でないと見ることのできない生物のことを指す。また微生物は大きなくくりの生物を指し、その中には細菌も含まれるが、酵母や原生動物も含まれる。そのため、細菌は微生物といえるが、微生物は細菌だけとは言い切れないという違いがある。