- 概要 -
失血は生命に危険が及ぶほどの血が流れていることを指すが、出血は一滴でも血が出ればそう呼ぶという違いがある。
- 詳しい解説 -
失血も出血も血が出ることを指すが、その量が違っている。
失血は生命に危機が及ぶほどの血が流れていることを指す。例えば、交通事故などで大けがをした時など。体重60キロの人だと、2000ミリリットルを超えると生命の危機になってしまう。
それに対して出血は一滴でも血が流れると、出血しているという言葉を使う。また血の流れる量には関係なく、多かったとしても出血である。医療機関などでは、生命に危機が及ぶほどの血が流れたとしても、失血とはいわず出血という表現を使う。