- 概要 -
宗教には教祖がいてその場での決まり事があるが、信仰には教祖は必要なく自分一人で何かを信じることという違いがある。
- 詳しい解説 -
宗教と信仰は現代の日本において混合されやすいものだが、その意味合いは全く違っている。
宗教はその宗派を開いた人がいて、教祖がいる。その教祖の教えに従うのが宗教である。いわば宗教は、一つの団体、企業、会社のようなもの。その宗教の中に入ると、本当にその人のために良くしてくれる場所もあれば、そうではない場所もある。見極めが必要と言える。
それに対して信仰をするためには、教祖は特に必要はなく、実際教祖はいない。信仰とは字のごとく、自分がこれと決めたものを信じることである。信じる対象が、天なのか、神なのか、仏なのか、それは人それぞれだが、誰かに侵害されるものでもない。自分個人のものである。