上告と提訴の違いとは

上告と提訴の違い・意味

上告と提訴の違い
                   

- 概要 -

上告は主に刑事事件に使われる用語であり、第一審や第二審に不服があるときに使われる言葉、提訴は主に民事事件に使われる用語という違いがある。

- 詳しい解説 -

上告も提訴も裁判などで使われる言葉だが、どういう事件の際に使われるのかという点が違っている。上告が使われるのは、主に刑事事件である。第一審もしくは第二審の判決に不服があるときに、刑事側、弁護士側のどちらかが「上告」すると、もう一度裁判を起こすことができる。

それに対して提訴は、民事事件の際に使われる。上告とは違い、トラブルが起きて裁判所に訴えを出す時に、被害者側が「提訴」を唱えると、裁判を起こすことができる。