縄文人と弥生人の違いとは

縄文人と弥生人の違い・意味

縄文人と弥生人の違い
                   

- 概要 -

縄文人は古来より日本列島に住んでいた種族のことを指し、弥生人は大昔に他の大陸から海を渡って日本列島に住み着いた種族という違いがある。

- 詳しい解説 -

縄文人も弥生人も今の日本人の大元の種族であるが、二つの一番の違いは住み着いてきた時間の長さにある。

縄文人は、古来より日本列島に住んでいた原住民であるとされている。縄文人の歴史が古いため、いつごろから日本列島に住んでいるのかということは正確にはわからないほど。また南方系とも呼ばれており、身長が低く細い体系の人が多い。血液型でいうとO型が多いというのが特徴。

それに対して弥生人は、縄文人に比べると日が浅く、他の大陸から海を渡って日本列島に住み着いた移住民というふうに言われている。また北方系とも呼ばれており、身長は高く少々肉付きがいい体系の人が多い。血液型でいうと、弥生人はA型の方が多いというのが特徴。

だが、現在では縄文系と弥生系で混在しているため、日本人の血の中にはその両方の血が混ざっているとされている。