- 概要 -
心理学とは人間の全ての行動や思考について学ぶためのものであり、精神医学は精神疾患者に対応した医学のことという違いがある。
- 詳しい解説 -
心理学も精神医学も人間の行動パターンを基にした学問だが、その学問が何に使われるのか、どの範囲の行動パターンなのかという点が違っている。
心理学は人間の全ての行動や思考について学ぶためのものである。どういったものがあるかと言えば、臨床心理学、消費者心理学、知的心理学、学習心理学、感覚心理学など心理学の種類は様々ある。またよく精神医学と誤解される臨床心理学は、学ぶ内容が似ているが、診療心理学者はカウンセラーになることはできるが、医者ではないため薬を処方することができないという決まりがある。
それに対して精神医学は、精神疾患を患っている人を取り扱う医者である。そのためカウンセラーを行い、その症状に対応した薬を処方することができ、保険もきく。