隧道とトンネルの違いとは

隧道とトンネルの違い・意味

隧道とトンネルの違い
                   

- 概要 -

隧道は1987年以前に作られたものの名前がいまだに残っているだけであり、トンネルは1970年以降に使われるようになった言葉である。

- 詳しい解説 -

隧道もトンネルも同じものを指すが、いつの時代に使われていた言葉なのかという点が違っている。

隧道は1970年以前に使われていた言葉。だが戦後に、常用漢字は使わないという流れになり、隧道の「隧」がそれに当てはまったためずい道と呼ばれるようになった。だが、1970年のトンネル会議において使われないという方向になった。そのため、1970年より古くにできたトンネルはいまだに隧道という名前を使っているだけである。

それに対してトンネルは、隧道という言葉が使ってはいけない言葉となってから出てきた言葉である。そのため、1970年以降に作られたものはすべて「トンネル」と呼ばれている。