- 概要 -
スチールは鉄に微量の炭素を加えて作ったものであり、ステンレスはスチールをさらに改良したものであるという違いがある。
- 詳しい解説 -
スチールもステンレスも鉄材だが、どうやって作られているかに違いがある。
スチールは鉄に微量の炭素を加えて作ったものである。また他の元素を加えて作ることもでき、様々な鉄材を生み出すことができる。ただ、スチールのままだと錆びやすいという難点がある。
それに対してステンレスは、スチールを改造したもの。スチールに、ニッケルとクロムを配合して作られている。そのため、ステンレススチールと呼ばれることもある。また「18・8」と表記のあるものはステンレスのことを指しているものであり、意味としては「クロム18パーセント、ニッケル8パーセントをスチールに配合している」。またステンレスは、スチールとは違いさびにくいのが特徴である。