- 概要 -
酢は米酢と穀物酢の二種類に分けられるが、すし酢は酢に塩と砂糖を加えて作られたものという違いがある。
- 詳しい解説 -
酢もすし酢も酢であることには違いないが、製造方法に違いがある。
酢は大きく分けると、米酢と穀物酢の二種類がある。米酢は日本特有の醸造酢であり、米の甘味や柔らかな香りが特徴だが、加熱すると香りが飛んでしまうため、米酢は加熱料理にはあまり使われない。もう一つの穀物酢は小麦やトウモロコシなどの穀物を原料に作られた醸造酢。すっきりした味わいを楽しむことができ、主に加熱する料理に使われることが多い。
それに対してすし酢は、米酢、穀物酢のどちらかに分類するものではなく、酢をさらに加工したものである。酢に対して塩と砂糖を加えて作られており、すしに合う酢として開発された調味料。