- 概要 -
ストッキングは元々は男性用だったのがエリザベス女王が履いたことによって女性にも愛用されるようになったという歴史があるが、パンストはそれよりももっと最近にできた腰まで入る伸縮性の高いものという違いがある。
- 詳しい解説 -
ストッキングもパンストも最近ではそれほど違いはなくなってきているが、商品が出来上がるまでの歴史が違う。
ストッキングは元々男性用の履き物だったが、エリザベス女王が履いてからは女性も履くようになったと言われている。エリザベス女王が履いていたころは、ストッキングは絹でできていたが、第一次世界大戦がはじまると絹を仕入れることがっできなくなり、ナイロン製のものができた。ナイロン製のものができると、透明感と薄さがさらに女性人気に火をつける。その後1961年には、シームレスストッキングが日本でも発売され、現在に至っている。
それに対してパンストが日本で販売されたのは、1963年である。パンストの正式名称は「パンティストッキング」であり、その頃のストッキングはガータベルトがないとつけられなかったが、一つの製品だけでとめられるようにとパンストが登場した。パンストは伸縮性に富んでおり、お尻が隠れるぐらいの長さが当初からあったとされている。