- 概要 -
ソウルはブルースの後にこれが本当のブルースだということを知ってもらうために作られた音楽であり、ブルースは元々黒人がワーキングソングとして作られた音楽を白人がポピュラー音楽に取り入れて変えた音楽という違いがある。
- 詳しい解説 -
ソウルもブルースも発祥は黒人であるが、なぜそのジャンルの音楽が作られたのかという点が違っている。
ソウルは、元々黒人が作ったブルースを白人に取られたあとで、このブルースは自分たちのものとは何か違うと言って作りなおしたもの。またソウルには、単語の意味そのままではあるが、「これが魂の音楽だ」という主張が入っている。
それに対してブルースは、黒人がワーキングソングとして歌っていたものだった。だが、白人がブルースをポピュラー音楽に取り入れてブルースの雰囲気を少し変えてしまい、今はその変わった姿のまま使われている。