太陰暦と太陽暦の違いとは

太陰暦と太陽暦の違い・意味

太陰暦と太陽暦の違い
                   

- 概要 -

太陰暦は月の満ち欠けを基準として作られた歴のことであり、太陽暦は太陽を基準として作られた歴のことという違いがある。

- 詳しい解説 -

太陰暦も太陽暦もどちらが間違いということもなく歴を表すものだが、何を基準としているのかという違いがある。

太陰暦は大昔に使われていたもので、月の満ち欠けを基準として歴を読むもの。月は約29日で満月から満月になるため、太陰暦を使っていた頃の一か月は、29日と30日を交互にしたものが使われていた。だが、農耕民族である日本人は太陰暦を使っていると、季節がずれてしまうことが問題となった。なぜなら季節は太陽を基準として地球に影響を与えているためである。そのため、太陰暦は姿を変えていくことになった。

それに対して太陽暦は、太陽を基準として作られた歴のことである。太陽暦での一か月は30日と31日が交互で構成されている(2月をのぞく)。現在日本のカレンダーも、この太陽暦を基に作られたものを使用している。