- 概要 -
退職届は強固な意志を持って辞めるということを表すものであり、退職願は辞めたい気持ちがあるよという若干気持ちが固まっていないことを伝えるためのものであるという違いがある。
- 詳しい解説 -
退職届も退職願も退職をする際に上司に届けを出すものであるが、その中身の性質が違っている。
退職届は、強固な意志を持って辞めるということを示す届けである。中の文章では「○月×日をもって退職する」というようなことが書かれている。そのため、退職届を出してからの退職撤退は、よっぽどのことがない限り難しい。
それに対して退職願いとは、辞めたいことを願い出るというもので、退職届に比べると意志の強さはそれほどないことを示す。そのため中には、「○月×日に退職したいと思っています」というようなことが書かれている。また、退職届とは違うのが、退職願を出したとしても、その後の退職撤退が比較的安易にできることというのが特徴である。