津波と波の違いとは

津波と波の違い・意味

津波と波の違い
                   

- 概要 -

津波は海全体が動くというイメージであり、津波1メートルなら水面が1メートル上昇するということを指すが、波は風によってできるものであり、一部の海の水が動くだけであり、波1メートルであれば、波となっている部分が1メートルの高さにまでなるということを指す。

- 詳しい解説 -

津波も波も海で起こる現象だが、その速度や脅威などに違いがある。

津波は波に比べると早さもあり脅威もある。津波が起こると海全体が動くというイメージ。例えば津波2メートルの予報が発令された際にはすぐさま逃げるべきである。海面が2メートルの高さになり、それが隣接している土地に降りかかってくるため、建物なども簡単に壊されてしまう。だが津波2メートルにもなると、陸側まで到達するのに多少の時間があるので、発令が早ければ早いほど逃げることができる。

それに対して波とは、津波に比べると威力も弱く、それほど脅威にはならない。ただし波の高さが15メートルほどになれば、話は別である。また、波の場合は海面の一部分の高さが発令された高さにまでなるということを表している。