倒産と破産の違いとは

倒産と破産の違い・意味

倒産と破産の違い
                   

- 概要 -

倒産とは債務を返済できない状態になることを指し、破産とは倒産の一部のことで会社を完全につぶして残ったお金で債務の返済にあてても払いきれない場合のことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

倒産も破産も会社の経営が芳しくない状態に陥った時に行うことだが、指している範囲に違いがある。

倒産とは会社としての債務を返済できない状態になったことを指す。また倒産には二種類あり、「清算型」と「再建型」がある。清算型とは会社の事業を停止して、財産を売り払い、その代金を債務にあてること。また再建型は、債務を一部免除してもらったり、分割払いにして負担を軽減しながら再建に向けて事業を続けることである。

それに対して破産とは、倒産の中の清算型で出てくる言葉であり、財産を売り払ったお金で債務を清算するが、それでも足りない場合のことを指す。