内定と内々定の違いとは

内定と内々定の違い・意味

内定と内々定の違い
                   

- 概要 -

内定は労働契約がすでに結ばれている状態のことを指し、内々定は内定予定のため労働契約が結ばれていない状態のことを指す。

- 詳しい解説 -

内定も内々定も就職活動を行うときなどに耳にする言葉だが、契約上の問題に違いがある。

内定は労働契約がすでに結ばれている状態のことを指す。そのため、正社員で内定をもらえば、正当な理由がない限り内定を取り消すことができない。正当な理由に当てはまるものは、求職者が何らかの理由でその会社に入社できなくなった場合や、企業側が成績不振になってしまい人を雇えなくなった場合、もしくは求職者、企業側の通常では見ることのできない部分で違法行為など問題のある行動をとっていた場合である。

それに対して内々定とは、内定予定のためまだ労働契約は結ばれていない。そのため、内定よりも内々定の方が取り消すのが安易にできるという違いがある。