南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経の違いとは

南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経の違い・意味

南無阿弥陀仏と南無妙法蓮華経の違い
                   

- 概要 -

南無阿弥陀仏は生きているうちは幸せになれないがお経を唱えれば死後の極楽浄土に行けるという考えであり、南無妙法蓮華経は人には早い遅いはあるものの生きているうちに必ず幸せになれるという考えという違いがある。

- 詳しい解説 -

南無阿弥陀仏も南無妙法蓮華経も仏教の教えの一つだが、幸せについての考え方が違う。

南無阿弥陀仏とは、この世は苦しむための世界だから生きているうちに幸せにはなれない。だが「南無阿弥陀仏」と唱えていれば、死後、極楽浄土に行くことができるという考えである。

それに対して、南無妙法蓮華経とは、人の人生は稲の種類のようというもの。稲は品種によって収穫の時期が違うが、一年のうちに一度は訪れる。つまり、人によって早い遅いはあるものの、必ず幸せは訪れるという考えである。