ノロウィルスとo157の違いとは

ノロウィルスとo157の違い・意味

ノロウィルスとo157の違い
                   

- 概要 -

ノロウイルスは一度感染すると抗体を作ることができるが、o157はウイルスではなく菌のため抗体を作ることができないという違いがある。

- 詳しい解説 -

ノロウイルスもo157も体内に入ると腹痛や下痢、嘔吐などになるものだが、一度体内に入れた後で抗体を作るか否かという違いが一番大きい。

ノロウイルスはウイルスのため、一度感染すると体内に抗体を作る。この抗体があれば、何度も同じ種類のウイルスにかかることはない。だが、ノロウイルスには現在4種類確認されているため、4回はかかる可能性はある。またウイルスは死んだ細胞の中では繁殖することはできない。

それに対してo157とは、ノロウイルスとは違い大腸菌や細菌に分類される。そのため、一度体内に入ったとしても抗体を作ることはない。また死んだ細胞にいたとしても、栄養素があれば勝手に繁殖するという特徴がある。