いたちごっこの語源由来

「いたちごっこ」の語源

いたちごっこは、両者が同じ事を繰り返すばかりでちっとも前に進まない状態の事だよね。

いたちごっこの語源は、江戸時代に流行っていた子どもの遊びからきているんだよ。「ごっこ」っていう名前がついているから何となく分かるよね。どんな遊びだったかというと、二人で向かい合って相手の手の甲をつねって、その上に自分の手の甲を乗せてまた同じ事を繰り返すっていう遊びだよ。その時「いたちごっこ、ねずみごっこ」っていう言葉を掛け合いながら遊んだんだって。ただ同じ動作を繰り返すだけで何の進展も終わりもないからいつまでたっても切りがない事を次第に「いたちごっこ」って言うようになったんだよ。