「五月蠅い」の語源
「五月蝿い」と書いて「うるさい」って読むよ。「うるさい」の語源は、「心」を意味する「うら」という言葉が転じて「うる」となり、そこに「狭い」という意味を持つ「狭し(さし)」という言葉が引っ付いた「うるさし」という言葉が由来なんだよ。
現代の意味は、大きな音がしたり、騒がしい状態が邪魔でわずらわしい事を「五月蝿い」って言うけど、元々は何かしらの刺激によって心が乱れて閉鎖的な心理状態になる事を「五月蝿い」って言っていたんだ。
ちなみにどうして「五月蝿い」っていう漢字が当てられたのかというと、5月のハエは元気がよくて特に賑やかだからと言われているよ。