「狐の嫁入り」の語源
「狐の嫁入り」っていう昔話を読んだ事がある人もいるんじゃないかな?「狐の嫁入り」っていうのは、元々はお日様が出ているのに急に小雨が降ってくるような不思議なお天気の事を指して使われる言葉だよ。昔は夜、遠くの山に青白い火がいくつも連なる様子が見られたんだけど、昔の人はこの様子を狐が嫁入りするのに提灯をもって行列していると言ったんだ。この青白い火の事を「狐火」と呼ぶんだけど、お天気の事を指す「狐の嫁入り」は、この狐火のような怪しさがある不思議な現象という意味で使われるようになったんだよ。