しゃぶしゃぶの語源由来

「しゃぶしゃぶ」という名前は、1952年（昭和27年）に大阪のスエヒロが、自店の料理として出すときに命名したもので、1955年（昭和30年）には「肉のしゃぶしゃぶ」として商標登録もされているよ。

ちなみに「しゃぶしゃぶ」は元々「?羊肉（しゅうさんろう）」という名前で、これはモンゴルの草原で遊牧民が食べていた料理の名前だとされていて、漢字を見ても分かるように「羊」の肉を料理したものだと言われているんだ。蒙古の草原で騎馬民族が移動しながら羊を素早く料理して食べるために考えだした料理なんだね。

料理方法は、日本で行われている「しゃぶしゃぶ」の食べ方とほぼ同じで刀で薄切りにしたお肉を沸騰したお湯で茹でて香辛料を付けて食べていたんだって。