「焼売」の語源
「焼売(しゅうまい)」がお弁当に入っているとちょっと嬉しいよね。そんな「焼売」だけど、よく聞かれるのが「焼売」は焼かずに蒸して作る料理なのに何で「焼」っていう文字を使うの?っていう質問なんだよね。
「焼売」の語源は中国にあるんだけど、特に北京語では「焼売」「焼麦」なんていう表記を全て「シャオマイ」って読むんだよね。「しゅうまい」っていう発音はおそらくここからきているんだ。「焼」という漢字については、日本と中国の認識の違いが影響していると考えられるんだけど、日本で「焼く」というとフライパンとかで軽く焦げ目がつくように料理する事をイメージするよね。でも中国では煮るというイメージが強いらしいんだ。という事は、中国で使われている「焼売」という漢字はあながち間違いでもないんだね。