「師走」の語源
陰暦で12月の事を「師走(しわす)」って言うよね。「師走」の語源には色んな説があるんだけど、一番有名なのは「師匠が走るから」っていうのがあるよね。これは師匠のお坊さんがお経をあげるために色んな場所に走って向かうほど忙しい月だからと言われているよね。
ただ、本来の意味は師匠が東西を馳せる(はせる)、馳せ参じるという意味の「師馳す(しはす)」が変化して「しわす」という表現になったとされているんだ。「走る」っていう言葉は「馳せる」っていう表現を一般化した完全に当て字だと言われているんだよね。