「ジンギスカン」の語源
北海道で有名な郷土料理の「ジンギスカン」。タレのしみた羊の肉と野菜の中央を盛り上げた鉄鍋で食べるおいしい肉料理だね。
「ジンギスカン」の語源は、モンゴルの英雄チンギス・ハンが戦の時に羊の肉を焼いて食べた事からきているっていう説が有名だね。でも実はモンゴルに「ジンギスカン」っていう料理はないんだよね。
一番有力な説は、日本が第一次世界大戦の時に自分の国で羊毛を手に入れるために羊の毛を刈り取ったんだけど、毛を刈り取った羊の処分に困って、この料理が生まれたんだって。「ジンギスカン」っていう名前を付けたのは満州国初代総務長官の駒井徳三だと言われているよ。
何でこの名前にしたかについては、最初に話した「チンギス・ハン」と、もう1つは中華料理の「鍋羊肉(コンヤンロウ)」のイメージから名づけられた2つの説があるよ。