「雑炊」の語源
「雑炊」って色んな種類があって、それぞれの家庭で味付けや中に入れる具材が違ったりもするよね。「雑炊」の本来の意味は、ご飯に野菜や魚介類などの具を入れて、みそや醤油で味付けして煮込んだ料理なんだけど、そんな「雑炊」は、昔は「増水」って書いていたんだ。これはご飯に水を入れて量を増やしたものの事を指していたから、こうした字が使われていたんだよ。
時代が進むにつれて、「増水」に具材を入れるようになっていって、雑多なものを入れて炊いたものという意味から「雑炊」という字が当てられるようになったと言われているんだ。