「たたき台」の語源
「サンプル」とか「仮の案」なんていう意味で使われる言葉だね。でもなんで「仮の案」の事を「たたき台」なんていう表現をするんだろうね。
「たたき台」の語源は、鍛冶屋さんに由来しているんだよ。鍛冶屋さんは、製品を作る時に金属を熱いうちに叩いて成形するんだけど、この時に金属を叩くために乗せる専用の台があるんだって。「たたき台」っていうのは、この台からきていて、「たたき台」が「仮の案」という意味で使われるようになったのは、「仮」なので他の人の意見などを出してもらって何度も叩いてレベルアップさせていくという意味からだと言われているよ。