七夕の語源由来

「七夕」の語源

7月7日は「七夕」。年に1度、彦星と織り姫が出会えるというロマンチックな伝説に由来する行事だね。「七夕」は、元々は中国の風習で宮中なんかでは「しちせき」と呼ばれていたんだけど、織女の伝説を元にした説話の「棚機つ女(たなばたつめ)」に由来して「たなばた」と呼ばれるようになったんだよ。

元々は宮中での行事だと考えられていたんだけど、実は古くから農村地域でも豊作を願って種撒きをする「種播祭り(たなばたまつり)」というのが行われていたという歴史も残されているので、宮中で行われた「しちせき」が一般に広まった時に名前が混同されて、「たなばた」と呼ばれるようになったとも考えられているんだ。