「タメ口」の語源
「タメ口」っていうのは、相手と同等のレベルに立って口をきくことを指して使われる言葉で、特に年上の人なんかに敬語を使わないでなれなれしく話すことを言うよね。
「ため」っていうのは、元々は博打用語として使われていた言葉で「ぞろ目」を表す意味の言葉だったんだよ。これが次第に不良の間で隠語として「五分五分」の意味で使われるようになったんだ。
つまり「対等」とか「同じ」という意味を表す言葉として認識されるようになったという事だね。そしてこれがさらに変化して「同級生」なんていう意味も含むようになった事から派生して「タメ口」という言葉が生まれたんだよ。