「妻」の語源
自分の奥さんの事を「妻」って言うよね。「妻」っていう言葉の語源を考えるなら、まず「妻」をひらがなにして考えてみよう。
「妻」の「つ」っていう字には、「粘り気」っていう意味があって、妻の「ま」っていう字は「身(み)」という字から派生したと考えられているんだよ。これらから考えて「つま」っていう言葉には、「ひっついている身」という意味から「連れ添う」とかいう意味があるんだよね。
ちなみに昔は男女関係なく配偶者とか恋人の事を「つま」って呼んでいたんだよ。だから場合によっては、「夫」って書いて「つま」って読んだりする事もあったんだよね。ちょっと今だと違和感があるよね。こうした表現が段々と変化していって現代に入ってから男性が配偶者の事を指して呼ぶ時だけ「つま」という表現が使われるようになったんだ。