「とどのつまり」の語源
結局は〜、最終的には〜とかいう意味で使われる「とどのつまり」。とどって言ったら水族館にいるトドをイメージしがちだけど全然違うんだよね。
「どどのつまり」の「どと」はボラっていう魚の事なんだよ。ボラは、成長するにつれて名前が変わる出世魚で呼び方は、オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド、と変化していくんだ。こんな感じで一生のうちに6回も名前が変わるんだよ。この並びを見て、察しの良い人ならもう気付いているかもしれないけれど、ボラの最後の名前は「トド」なんだよね。
つまり、この事から「とどのつまり」=「最後には」っていう意味になったんだね。