「歩留まり」の語源
「歩留まり(ふどまり)」っていう言葉は専門用語だからあんまり日常的に耳にする機会はないかもしれないし、初めて聞いたっていう人もいるかもしれないね。「歩留まり」っていうのは、特に製造業で使われる事が多い表現で「何かを加工する時に使われる原料に対して製品がどのくらいできたかという出来高の割合」を意味して使われる言葉だよ。
どうして「歩留まり」っていう言葉を使うのかというと、「歩」というのは使用した原材料に対する完成品の「歩合」というところからきているんだ。つまりどのくらい製品ができたのかという数値が「歩合」っていう事だね。よくお給料なんかで、でき分だけが報酬に反映されるシステムを「歩合制」っていうけど、これと同じだね。